管理番号 | 中古 :Z5259040678 | 発売日 | 2025/02/22 05:33 | 定価 | 8710円 | 型番 | 35873402672 | ||
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カテゴリ |
磨かれ、艶のある筒形ラピスラズリの間に、貝の形をしたタイの古い銀貨を模したカレンシルバーを交互に挟んだブレスレットです。でこぼこした起伏のある美しいフォルムは、エキゾチックな雰囲気が漂います。銀の塊に深く打ち込まれた刻印は陰影を強調し、力強さが伝わってきます。
ラピスラズリの澄み通った夜空のような神秘的な青に魅了されるでしょう。留め具には、高品質なスターリングシルバー(SV925/イタリア製)を使用しています。無限大(インフィニティ:∞)の形で、なめらかな曲線美を持つ高級品です。ワイヤーをかしめるストッパーには、アルジェンティウムシルバー(SV940/アメリカ製)を現在採用しています。
一般的なストッパーより、耐久性と強度にはるかに優れ、変色しにくく、白い輝きを持続します。メンズ/レディース兼用。アンクレットにもご利用いただけます。
カレンシルバーはタイの山岳民族カレン族の手仕事により、伝統的手法で丹念に作られます。
マットな質感が特徴で、刻印一つ一つが異なる表情を持ち、素朴な温かみが心に響きます。自然と共存する彼らの作るものには、身近に暮らす動植物や生活道具などを象ったものが多くあります。
そこには自然を畏れ敬うアニミズムの思想が流れています。
シルバーはやわらかい金属です。
純銀では傷がつきやすく装飾品に向かないため、耐久性や強度を補う目的で銅などの金属を混ぜ合わせます。一般的な装飾品は銀92.5%+銅7.5%の合金が用いられます。
これはスターリングシルバー(Sterling Silver)、SV925と呼ばれます。カレンシルバーは銀95%+銅5%のSV950が用いられます。
SV925は昔ながらの手仕事には固すぎるためです。
タカラ貝を模した銀貨をタイではポッドゥアンと呼びます。
王朝や国王の刻印などが打たれ、13世紀に栄えたスコータイ王朝より19世紀半ばまで貨幣として流通しました。アユタヤ王朝では、王朝のシンボルである8つの花びらを囲む輪―法輪(ダルマチャクラ)が刻まれました。カレン族は、供物や婚時の持参金代わりの装身具として近代まで用いました。
カレンシルバーの原点とも言えるオーソドックスなデザインです。カレン族の刻印でもっともよく見かける、中央のを6個のが取り囲む花の文様もカレン族はポッドゥアンと呼びます。
ポッドゥアンとカレンシルバーに密接な関係があることがうかがい知れます。
ラピスラズリは12月の誕生石です。
古来、ラピスラズリは瑠璃と呼ばれ、七宝の一つとして珍重されました。仏教の経典では薬師仏が住まう「東方浄瑠璃世界」を、瑠璃を大地とし、青い光に照らされ、不純なものがない澄み切った清寂と清浄の世界、としています。ラピスラズリの青色は、夜空のような紫みを帯びた群青や、深海のような紺碧にも例えられます。群青に、星(黄鉄鉱)がきらめき、白い雲(方解石)がたなびくラピスラズリは夜が明け行く黎明の空の色を連想させます。その美しい色合いを理想の世界「浄瑠璃世界」に重ねた古代の人の気持ちがわかるかもしれません。
※入荷時期によって色味、形状、表情に個体差があったり、若干の違いが生じる場合があります。
※色はできる限り正確に表現するよう努めていますが、モニターやモバイル機器の設定、撮影時の照明、写真の拡大などの違いにより、実物よりも大きく太く、実際の色と異なって見える場合があります。
素材 | シルバービーズ SV950(銀純度95%)/タイ製 留め具 SV925/イタリア製 ストッパー SV940/アメリカ製 ステンレスワイヤー/日本製 ラピスラズリ(グレードA)/アフガニスタン |
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寸法 | シルバービーズ5~6mm×5~6mm×5~6mm ラピスラズリ直径4~5mm×幅6~8mm |
サイズ | 手首/足首周り13~27cm |
生産国 | 日本 |